特集:
2007/12/25 日記<有価証券のペーパーレス化>
有価証券のペーパーレス化
有価証券のペーパーレス化(無券面化)とは、事務の効率化のため、従前の(商法上の意味での)有価証券を通じた権利(社債や株式)の発行・流通の制度を改め、券面の存在を前提としないものに改革することである。また、広義には、有価証券の存在を前提としつつも流通に際して券面の交付を要しない制度にすることを広く指し、この場合には不動化や大券化を含む。有価証券は、本来、権利の流通を円滑にするために用いられるようになったものであったが、券面という物理的な存在は盗難や偽造などの危険も同時に増大させるものであり、また発行コストの増大にもつながる。さらにIT技術の発達は権利の流通面における券面の存在の必要性を大きく縮小させた。そこで、より機動的で安全な新たな権利の流通制度が設けられるようになり、権利は券面から切り離されることとなったのである。
日本におけるペーパーレス化の動向
:なお2006年5月施行の会社法により、非上場会社ではすでに株券不発行が原則となっている。
証券取引法・金融商品取引法における取扱い
証券取引法(金融商品取引法)において有価証券とされていたものについては、ペーパーレス化されてもなお有価証券とみなされて(みなし有価証券)同法による規制の対象となる。
関連項目
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